筋膜性疼痛症候群,MPSとは?
いわゆる「筋のコリ」による症状をきたす、世界中で一般的な病気です。
「筋痛症(きんつうしょう)」とも言われますが、線維筋痛症と間違わないでください。お医者さんでもMPSの存在を知らない人はまだたくさんいます。
筋膜は英語でMyoFascia(マイオ・ファシア)と言い、Fascia(ファシア)の一部です。
通常、我々が急激に重い物を持ったり、無理な姿勢等により繰り返し筋に負荷をかけたりすると、筋に過剰な負荷がかかります。
筋への過剰な負荷は、いわゆる「筋肉痛」として生じ、数日程度で回復をします。
しかし、負荷が繰り返したり、寒冷にさらされたり、血行の悪い状態が続いたりすると、筋が短期間では回復できなくなります。
この状態が筋膜性疼痛症候群(MPS)になった状態です。筋膜性疼痛症候群(MPS)では一般的な筋肉痛とは異なり、痛みやしびれの強さが相当激しいものになり、更に痛みやしびれの範囲が広範囲に発生する傾向にあります。(日本整形内科学研究会より引用)

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